同僚の男性から健康保険証などをだまし取ったとして、警視庁蒲田署が詐欺容疑で、住所不定、無職稲妻敏美容疑者(52)を逮捕していたことが9日、同署への取材で分かった。
同署によると、同容疑者は指名手配され、約5年間、日雇いの仕事をしながら関西などを転々としたが、1月29日にJR上野駅近くの路上で、人相から街中で手配容疑者を捜していた警視庁捜査共助課員に見つかった。
同容疑者は容疑を認め、健康保険証などを使って男性に成り済まし、消費者金融から約50万円を借りたと話しているという。
逮捕容疑は2005年3月5日、同じ派遣会社に登録していた30代の男性に「いい仕事を見つけるには保険証が必要」と偽り、健康保険証などを詐取した疑い。
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